POSからTenpoVisorにデータが転送されない
★BCPOSをご利用の場合のみこちらを参考に解決してください。
まず最初にPOS側にCSVのデータが作成されているかを確認します。
データが作成されているのにTenpoVisorに転送されていないのか。
そもそもPOS側にデータが作成されていないのかを調査します。
【確認】POSにて「Cドライブ→BCPOSフォルダ→Transフォルダ」の中に「○○○.CSV」というファイルが存在するかどうか?
★注意★ POSのインストールされているPCのシステム日付を変更することによりTenpoVisorにデータが転送できなくなる可能性がありますので、TenpoVisorをご利用の場合はシステム日付を変更しないでください。
Transフォルダ内に「○○○.CSV」というファイルが存在する場合
CSVデータが作成されているのにデータが転送できないのは、インターネット回線などの不具合が考えられます。
以下の点をチェックしてトラブルを回避してください。
インターネット回線が断線している
インターネット回線が断線している場合はTenpoVisorにデータが転送できません。
普段利用しているブラウザ(Internet Exploereなど)を開いて、インターネットに接続できるか確認してください。
- POSのLANケーブルが抜けていないか確認。抜けていなくても一旦抜いて再接続してみる。
- インターネットの設定が間違っていないか確認。ネットワークが無効になっていないか確認してみる。
- HUBやルーターの電源が落ちていないか確認。電源入っていても、一旦OFFにしてONにしてみる。
- いろいろやってみてわからなければ、POSを一旦再起動してみる。
上記をおこなっても改善されない場合、弊社ではインターネットの接続に関する質問にはお答えできませんので、
お店ごとにご契約しているインターネット接続業者に相談してみてください。
TenpoVisorへ転送するプログラムが遮断されている
ファイアーウォール機能があるウイルスソフトなどをインストールすると、
TenpoVisorに転送するプログラムを外部に接続する危険なプログラムとみなして、外部接続を遮断してしまう場合があります。
- データが転送されなくなった辺りにPOSにウイルスソフトなどをインストールしていないか確認。
- もともとインストールされていたウイルスソフトなどの設定でプログラムを制御していないか確認。
- 転送プログラムの名称は「Transmit.exe」。プログラムの場所は基本的に次の場所「c:\bcpos\Transmit.exe」
TenpoVisorへ転送するプログラムの設定が間違っている
ネットにも接続できる、プログラムの遮断もされていないのであれば、転送するプログラム「Transmit.exe」の設定に問題がある事が考えられます。
「Cドライブ→BCPOSフォルダ」の中にある「WebTSet.exe」をダブルクリックして起動する。
上記画面において、使用サーバ:新にチェックされている、会社コード、店舗コード、チェックデジットが間違っていないかどうか確認します。
会社コード、チェックデジットは本部、もしくは弊社まで連絡して確認してください。店舗コードはPOS側の店舗コードと基本的には一致しているはずです。
TenpoVisorへ転送するプログラムの場所の設定が間違っている
ネットにも接続できる、プログラムの遮断もされていないのであれば、転送するプログラム「Transmit.exe」の場所の設定に問題がある事が考えられます。
「開始メニュー」→「F4 TenpoVisor」→「F4 基本設定」より「転送プログラム」の設定が「c:\bcpos\transmit.exe」になっているかを確認してください。
他の場所になっていたり、空欄だった場合は、「c:\bcpos\trrasmit.exe」に設定を戻してください。
TenpoVisorへ転送するプログラムに問題がある
ネットにも接続できる、プログラムも遮断されていない、設定も間違っていないのであれば、
転送プログラム「Transmit.exe」に問題が発生している可能性があります。
★「Transmit.exe」を上書きしてみる★
⇒ プログラムダウンロードページから、最新版のプログラムをダウンロードして上書きしてみてください。※常駐版を使用している場合は「開始メニュー」→「F4 TenpoVisor」→「F6 プロセス管理」よりすべてのプログラムを終了させてから上書きしてください。
★一旦「Transmit.exe」をアンインストールしてからインストールしなおしてみる★
- ※常駐版を使用している場合は「開始メニュー」→「F4 TenpoVisor」→「F6 プロセス管理」よりすべてのプログラムを終了させてから上書きしてください。
- 「設定」→「コントロールパネル」→「プログラムの追加と削除」から「Transmit Ver.×××」を「変更と削除」から削除する。
- Cドライブ→BCPOSフォルダ→TOOLフォルダ→「Transmit Ver1.0」フォルダの中の「setup.exe」から再度インストールする。
- プログラムダウンロードページから、最新版のプログラムをダウンロードして上書きしてみてください。
上記でも解決しない場合は弊社サポートまでご連絡ください。
Transフォルダ内に「○○○.CSV」というファイルが存在しない場合
CSVが作成されていない場合は、POS側でTenpoVisorに転送するデータがうまく出来ていない可能性があります。
1時間1回、POS側のデータを作成するプログラムが常駐していない
通常画面の右下に1時間1回、POS側のデータを作成するプログラムが常駐しています。
こちらが常駐していない場合はデータが作成されず、TenpoVisorに転送もされないので、TenpoVisorのデータが更新されません。
PCの画面右下に時間が表示されています。その左横にいろいろな小さいアイコンが表示されています。その中に以下の画像のアイコンがあれば、プログラムは常駐していて、1時間1回データをTenpoVisorに転送する命令を出しています。
このアイコンが表示されていない場合は、POSのレジ画面、開始メニューを一旦閉じて、再度開きなおしてください。もしくはPCの再起動をおこなってください。
データを作成するプログラムが起動する設定になっていない
そもそも1時間に1回データを作成するプログラムが起動するような設定なっていない場合があります。
「開始メニュー」→「F4 TenpoVisor」→「F4 基本設定」を開きます。以下の画面がすべて「する」にチェックが入っていることを確認してください。
データを作成するプログラムがフリーズしている
なんからの影響でデータを作成するプログラム「Webcsv.exe」が固まってしまっている可能性があります。
データを作成するプログラムが固まっているとCSVが作成されませんので、TenpoVisorデータが更新されません。
タスクマネージャーから「Webcsv.exe」を一旦終了させて、開始メニューを終了し、起動しなおす。
⇒※タスクマネージャーはキーボードの「Ctrl+Alt+Delete」を同時押しで起動します。アプリケーションかプロセスのタブから「Webcsv.exe」を探して終了させます。
上記やり方が不安であれば、時間があるときに一旦PCの再起動をしてみてください。
データを作成する場所の設定が間違っている
通常、1時間に1回作成されたCSVファイルは「c:\bcpos\trans」に一旦保存され、
続けて起動する転送プログラム「Transmit.exe」が同一フォルダにあるCSVファイルを転送します。
データを作成する場所の設定が間違っている場合、他のフォルダにデータが作成されている可能性があります。
「開始メニュー」→「F4 TenpoVisor」→「F4 基本設定」より「出力用フォルダ」の設定が「c:\bcpos\trans」になっているかを確認してください。
他の場所になっていたり、空欄だった場合は、「c:\bcpos\trras」に設定を戻してください。
設定が他の場所になっていた場合、CSVはそちらにすべて作成されています。「c:\bcpos\trras」にCSVを移してください。
設定が空欄だった場合、CドライブにCSVは作成されています。同様に「c:\bcpos\trans」にCSVを移してください。
企業コード(会社コード)、店舗コードの設定が間違っている
データが作成されていないのではなく、作成されて転送もされているが、TenpoVisorにデータ更新がされないというパターンもあります。
POS側で設定する企業コード(会社コード)、店舗コードが間違っている場合、TenpoVisorにデータが表示されませんので更新もされません。
「開始メニュー」→「F4 TenpoVisor」→「F4 基本設定」より「企業コード」「店舗コード」の設定間違っていないかを確認してください。
会社コードは本部、もしくは弊社まで連絡して確認してください。店舗コードはPOS側の店舗コードと基本的には一致しているはずです。
********以下の項目はPCに詳しい人以外処理しないでください*********
POSのシステム日付が未来で起動してしまっていた事がある
POSのシステム日付が未来の日付で起動してしまった。もしくは自分で未来にしてしまった事がある場合、
未来の日付で一度でもTenpoVisorのデータを作成して転送してしまうと、元の日付に戻しても、ずっと未来のデータを送り続けてしまいます。
Cドライブ→BCPOSフォルダ→Upset.ini という設定ファイルを開きます。
メモ帳で設定ファイルが開きますので、以下の画面の四角で囲った部分、実営業日の下の「EIGYOU=20101231」をチェックします。
基本的にはこの日付は当日になっているはずですが、これが未来の日付になっていると、ずっとこの日付のデータをこの日になるまで送り続けます。
日付を当日に戻して、上書き保存をしてください。
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